
ステッドラーの鉛筆を使って作り出したもの・生まれることはなんですか?
美大受験時代からステッドラーを使っており、今でもデザインする際のアイデアスケッチに使っています。
普段は鉛筆だけでなく、ボールペンや万年筆なども使いますが、柔らかなニュアンスが
必要なデザインを考えるときはステッドラーの鉛筆でスケッチを描きます。
椅子やソファなど家具デザインをする際に使うことが多いかもしれません。
鉛筆だと筆圧の強弱もしっかり出せるのでディテールの見せ場にフォーカスしたスケッチに適していたり、
グラデーションも容易なので陰影で柔らかさをイメージながらスケッチします。
ステッドラーの鉛筆で描いて感じ取ったニュアンスを元に、手作りで立体を作ったりCGに起こして
試作していく作業に移ります。
・お気に入りのステッドラーアイテム
・Lumograph(特に4B)とシャープペンシル

横関 亮太
プロダクトデザイナー
1985年岐阜県生まれ。
金沢美術工芸大学製品デザイン学科卒。
2008年から2017年までソニー(株)クリエイティブセンター勤務。
2017年RYOTA YOKOZEKI STUDIOを設立。家具、家電製品、生活用品など国内外の様々なプロジェクトにおいてプロダクトデザインやクリエイティブディレクションを行っている。2016年「AIZOME chair」がVitra Design Museumに永久所蔵された。iF Design賞、Good Design賞など受賞多数。
website http://www.ryotayokozeki.net/