お仕事の内容や肩書きを教えてください。

日本画家

企業とのコラボレーションによってパッケージやラベルの装画なども手がけています。

絵の持つ多様な可能性を楽しみながら活動しています。

 

 

ステッドラーの鉛筆を使って作り出したもの・生まれることはなんですか?

ふとやってきたアイディアやインスピレーションを、見える形に落とし込む最初の手段が鉛筆でさっと描くスケッチなのですが、そうしたクリエイションの始まりを支えてくれるのがステッドラーの鉛筆です。

企業さんとのお仕事の際は、いくつか案を提示させていただくことも多いので、ラフスケッチやデザイン案、日本画を描く際の下図制作など、制作の土台に欠かせない存在です。

FANCLさんの創業40周年記念の化粧品のパッケージを担当した際、箱のどの面に花がどのように入ると美しいのか、文字とのバランスを練ってデザインを描き起こす際にも活用しました。

 





ステッドラーを使っている理由とお気に入りの製品があれば教えてください。


美大に入学してから、同級生たちの使う鮮やかな青色の鉛筆が目にとまり、ずっと気になっていました。

とはいえ、すでに充分に鉛筆のストックがあって、新しく買う予定はなく。。。

アトリエはごちゃごちゃとしていて、よく周りのみんなと画材が入り混じったりしていたのですが(笑)ある日、私のスペースに誰のだか分からない青い鉛筆が転がっていて、同室のメンバーに聞いても「わからない」と言われて。

その鉛筆を使ってみたら、描き心地がなめらかでとても使いやすく、美しい青が制作中に視界に入るのも嬉しくて、そこからずっと使うようになりました。

   

 

舛田 玲香

日本画家

1989年福島県生まれ。

岩絵具や金箔などの美しい画材に魅了され、

多摩美術大学にて日本画を学ぶ。

企業とのコラボレーションにより、パッケージの装画なども手がける。

自然豊かな土地に生まれ育った感性を軸に、

旅・音楽・ファッションなどからインスパイアされた

色彩豊かな作品が持ち味。

”作品を見た方の心に、光が灯りますように。”

 

 

会津長門屋「Fly Me to The  Moon 羊羹ファンタジア」

大木代吉本店「こんにちは料理酒」

FANCL 創業40周年記念デザイン「パーフェクトホワイトニングキット」等

 

【Instagram】@rei_colour_world https://www.instagram.com/rei_colour_world/

【HP】https://reikamasuda.jimdofree.com


 
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